ゆったり系の猫
原産地域の寒冷気候への自然適合した非常に古い種類の猫がノルウェージャン・フォレスト・キャットです。長い毛で全身が覆われ、首回りは特にふさふさとした二層状で寒い土地に適した特徴を持っています。
タフトのある耳と基部は太く、先細りの尾は長い被毛で覆われています。別名で「森の妖精」と言われていますが、それは姿が神秘的だからで北欧神話にも登場しています。
もともとノルウェーの寒冷地方出身ですから、北海道や東北など寒い地域でも問題なく飼うことができます。
社交的で体力もありますが、家の中で飼う場合は、広い環境、昇降運動ができるキャットタワーなどが必要です。従って一人暮らしの狭い家では飼うのは不向きだと言えます。
値段は20万円~30万円で、短毛より長毛の方が人気は高くなっています。
「穏やかな巨人」という異名を持つのはメインクーンです。世界一大型と言われている猫種の一つです。とにかく体格が大きいメインクーンは、体重7キロが平均で、10キロ以上の巨体になる場合も少なくありません。外観も山猫のような風貌ですが、それに反して、賢くて、温厚、人なつこい性格でもあります。
北欧の大型長毛土着猫が元猫とされますが、サイベリアンという似た猫の場合は、ロシアの大型長毛土着猫が元のようで、これらの系統がメインクーンの元猫でしょう。
また、アメリカで最古の猫ということで、メイン州公認の「州猫」にもなっています。値段は17万円~25万円で、人気な猫のわりにはお手頃な価格です。